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2011年03月24日

最近やけに思い出す話

ここ最近、よく思い出して頭の中を回っているお話しがあります。


このブログのテーマである「うつ」とは直接関係ありませんが、この震災の中を生きる上でとても役立つお話しですので、みなさんにシェアしたいと思います。


細部は忘れてしまったので、エッセンスだけを受け取って下さいね。


*************


インドの地に悟りを開いた高名な老師がおりました。


何百人という弟子たちがこの老師の元で教えを乞い修行をしていました。


ある日、この老師は自分の死期を悟り、皆に告げました。


「私の命はどうやらもう終わりのようだ。3日後に死ぬから、その日に集まるように。そこで皆へ最後の言葉を伝えよう。それが私の最後の講話であり、最後の教えだ。」


当日弟子たちは集まりました。


老師との永遠の別れに涙する者。高名な老師の最後の講話がどんなものかワクワクする者。様子は皆様々です。ただいつにない熱気だけが際立っていました。


そして、老師は皆の前に座り、目を閉じて心の中の最後の言葉に意識をむけるように、黙想に入りました。


弟子たちは息をのんで、老師の言葉を待ちます。


しかし、老師は至福の表情で座ったままです。


弟子たちは今か今かと老師が口を開くのを待っています。


しかし、数時間が過ぎても老師は至福の表情で座ったままです。


弟子たちはしびれを切らしましたが、それでも高名な老師の最後の言葉に立ち会おうと辛抱強く待ちました。


すると老師はついに口を開きました。


「バームクーヘンが食べたいな。」


弟子たちは、やっと聞けた言葉に落胆しました。


そして、バームクーヘンを用意して老師に差し出しました。


老師はまた黙想に入り、弟子たちはまた話しを待ちます。


そして、おもむろに目を開けると、老師はバームクーヘンを頬張り、そして満面の笑みで最後の言葉を発しました。


「あぁ、バームクーヘンは美味いな。」


次の瞬間、老師は息を引き取り亡くなりました。


発した言葉は二言。これが高名な老師の最後にして最高の講話でした。



*************


最後の言葉、死の1秒前に発した言葉が「あぁ、バームクーヘンは美味いな。」です。


これにはシビれます。


これが老師の教えていた全てであり、悟りというものの本質であり、生と調和した(つまり死とも調和した)最高に美しい生き方の実践でした。


死というものを完全に受け入れて、一切の物語もロマンチシズムにも陥らずに、「今ここ」に居続けるということ。



昨日テレビを観ていると、原発がまた煙を上げたと言います。


そして被災者は今この瞬間も寒さと飢えに耐えつづけ、亡くなる人も出ているようです。


そんな中、東京では浄水場に放射能が見つかり、この大阪でもミネラルウォーターが売り切れているそうです。


でもそれを不安に思うのか、買い占めに腹をたてるのか、できることをするのか、被災者の立場に悲しみを見出すのか、同じ痛みを感じ続けるのか、今ここのバームクーヘンを味わうのかは、常に自分の選択であり自分の責任です。


震災後、この話しを思い出したのには2つ理由があります。


1つは、自分自身も外側で起こる全ての出来事を受け入れて、死の一秒前まで「太陽がきれいだな〜。」と言っているような生き方を選ぼうと決意したから。


もう1つは、世界を驚かした、家を失っても文句も言わずに目の前のことを淡々と受け入れている被災者の振る舞いに、この老師と同じ境地と高潔さの片鱗を見たからです。


日本人のこういう意識は受け継いでいきたいですね。




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posted by さはら at 13:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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